LEXUS LBX(ソニッククロム&ブラック)/PORSCHE MACAN ELECTRIC(フローズンブルーメタリック)
新たなカルチャーとして注目される立ち食い蕎麦や、日本料理からインスピレーションを受けた創作蕎麦、フレンチの粋を組み込んだ蕎麦コースなど、蕎麦の進化にフィーチャー。一人で、家族と、会食で…とシーンによって3つの注目店をご紹介。
Words_Studio.JAMANDFIX Edit&Words_Aki Fujii
清澄白河 原田
(キヨスミシラカワ ハラダ)
日本料理との融合から生まれた名物蕎麦
「そばがみ」で19 年、料理長も務めた原田泰貴氏が独立。日本料理と本格的な蕎麦を合わせた第一人者である神谷昌孝氏を師と仰ぎ、自身も毎朝、料理の仕込みとともに蕎麦を打つ。蕎麦粉10割・小麦粉1 割で打つ外と一いち蕎麦は、クリアで滑らかな喉越しと、小麦粉によってもたらされるわずかなモチッと感が魅力。「そばがみ」時代から作る名物「からすみ蕎麦」は、「日本料理を極めた師匠だからこそ生まれたメニュー」と言う原田氏のオマージュが込められ、ミモレットチーズで独自性を打ち出した。からすみ、チーズ、それらを合わせたコク深い味わいと、三度舌鼓を打つ。
基本はおまかせコースのみ。
21:00 以降空いていれば、蕎麦のみの注文も可能(こちらは予約不可)
江東区清澄3-9-12 RINNOVA3 3階
☎ 080-7578-5797
Open 16:00~23:00(L.O.22:00)
Close なし
P 近隣にコインパーキングあり
SUBA VS 【渋谷】
(スバ ブイエス)
立ち食い蕎麦とナチュラルワインの角打
京都で話題の進化系立ち食い蕎麦「SUBA」と、自由が丘や神宮前に店を構える人気のワインショップ「VIRTUS」がタッグを組み、昨年、渋谷に新店舗がオープン。2階は約1,000 種類のワインが並ぶセラーを有し、コイン式の自動販売機で角打ができるうえ、1 階で蕎麦とともにそれらのワインを楽しめる。蕎麦は「国産牛ホルモンと⻩ニラ」や「渋谷限定 とり天毛沢東スパイス」など、馴染みある料理や食材を蕎麦に再解釈。斬新なメニューのなかでも「島根県宍道湖のしじみとマンダリンオイル」は、貝類と柑橘、鰹出汁と油分の相性の良さを感じる唯一無二の味わい。
渋谷区渋谷1-15-8 宮益ONビル1階
☎ 070-3080-1847
Open 12:00~23:00(L.O.22:30)
Close なし
P 近隣にコインパーキングあり
夕星 【代官山】
(ユウヅツ)
フランスのエスプリを効かせた蕎麦コース
“ 蕎麦とテリーヌ”、意外に思われる組み合わせを、コース仕立てで提供。蕎麦打ち25 年を数える料理長・高橋信秀氏による十割手打ちの江戸切り蕎麦と、姉妹店であるフレンチ「レザンファンギャテ」のスペシャリテのテリーヌを組み合わせたことで、蕎麦の概念にとらわれない蕎麦前やペアリングも生まれ、今では若い世代を中心にほとんどの人がコースをオーダーするそう。蕎麦は、高橋氏が「手打ち蕎麦の有名店を100 軒ほど食べ歩いて、一番おいしかった」と惚れ込んだ、常陸秋そばを契約農家より仕入れる。その芳醇な香りと喉越しに、思わず頬がゆるむ。
中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 1階
☎ 03-6890-1547
Open 11:30~15:00(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.20:30)
Close 水曜
P 近隣にコインパーキングあり

