ゴルフ上達に役立つ最新デジタルギア | MAGAZINE

Photography_Masahiro Okamura(CROSSOVER) Edit & Words_Hirotaka Tsuruhara

最新機器のレッスンでうまくなる！

高性能マシン「GEARS」でスイングを徹底解析

　3D モーションキャプチャー技術を応用し、スイング中のカラダとクラブの動きをコンマミリ単位で計測できる解析機器「ギアーズ」。これを使ったレッスンを受けられる施設が横浜市にある。
「動画撮影では見えてこないカラダの動きが数字で正確に示されるので、レッスンには非常に有効です。プロは調子が悪くなったときの原因を探るために使用していますが、アマチュアの方も数値を見るとしっかり納得されますね」と、レッスンを担当する奥嶋誠昭コーチは言う。

　上の写真がギアーズを使った計測画面。自分のアバターがスイングを再現し、プロのアバターを横に並べてさまざまな数値を比較できる。自分がなぜプロのようにうまく打てないのか、その理由を知りたい人は訪れてみては？

PGA ツアーでホープとして注目されているブライソン・デシャンボーが、「これはゴルフスイングのMRI だ！」と絶賛。計測時には専用ボディスーツを着る。

ノビテックゴルフスタジオ
3 次元を使ったスイング解析とレッスンはビジター料金¥16,200（60 分）。要予約。
神奈川県横浜市都筑区折本町1171 ( ヒルトップ横浜クラブ内)　　☎ 045-273-6754

最新ガジェットでうまくなる！

ポータブル計測器をスコア向上に活用

昔からゴルフには上達用グッズがたくさんあるが、近年は最新テクノロジーを搭載したデジタルギアがアツイ！3D モーションキャプチャーを使ったレッスン施設からスマホと連動する最新ガジェットまでを幅広くご紹介。

ガーミンアプローチ Z80
レーザーとGPS のハイブリッド距離計

スコープを覗いて任意の地点までの距離を計れるレーザー距離計に、GPS を利用したコースマップ表示を備えた距離計測器。例えば、グリーンエッジまではGPS のコース表示距離で確認し、ピンフラッグまでをレーザーで計るといった便利な使い方ができる。¥68,334（ガーミン／ガーミンジャパン☎ 049-267-9114）

フライトスコープミーボ
ポケッタブルなレーダー弾道測定器

ドップラーレーダーを用いて飛んでいくボールを追いかけて実計測するプロ用マシン「フライトスコープ」。それを簡易小型化したのがこちら。飛球線の後方に設置するだで、打ち出し角、ボール初速、スピン量、飛距離など計測。スマホの専用アプリで確認できる。¥90,000（フライトスコープ／ノビテック☎ 03-3443-2633）

アーコス Arccos 360
全ショットを追跡してデータ分析できる

ゴルフクラブの各番手のグリップエンドに装着し、iPhone と連動させることでラウンド時の全ショットをトラッキングできるアイテム。パーオン率や平均飛距離なども数字とグラフで表示し、ラウンド後にプレーの内容を分析できる。¥31,800（アーコス／ GDO ゴルフショップカスタマーサポートセンター☎ 0120-114-562）

カシオ HIP SPEEDER（CMT-S10GSET）
腰の回転を向上して飛距離アップ！

スイング中の腰の動かし方が、飛距離に大きく影響する。そこで開発されたのが、腰に装着することでスイングを解析できるウェアラブルセンサー。スマホの専用アプリで数値やグラフをチェックすると、腰の動かし方の改善点が明確になる。オープン価格（カシオ／カシオ計算機お客様相談室☎ 0570-088902）

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