マクラーレンが制した世界三大レース、すなわちF1、ル・マン24時間、インディ500のそれぞれを想起させるカラーとパターンでペイントされた750S。すべてはユーザーのイマジネーション次第だ。
MSOが提供するのは、徹底した機能主義とモータースポーツのヒストリーというマクラーレンの独創性を反映させたパーソナライゼーション。ここから生み出されるのは他では決して真似のできない1台だ。
Photography_Atsushi Makabe Words_Yasuhisa Shimashita
F1ルーツのテーラリング
マクラーレンMSOの魅力

McLaren
モータースポーツの栄光がイマジネーションを育む
MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)の手掛けるビスポークの範囲は幅広い。レギュラーモデルのカスタマイズはもちろん、ワンオフモデルの制作、更にヘリテージモデルのレストア、カスタマイズにまで及ぶ。そもそも伝説のマクラーレンF1の登場時に設立されたカスタマーケアプログラムを起源とするMSO。その後、初のアルティメットシリーズに当たるP1登場の際、正式にMSOとして出発した。

ルーフスクープのような特注パーツも制作できる。
ビスポークの中心は、やはり内外装の仕立て。例えば外装は、特注ペイントに留まらず、独自のパ
ターンやストライプの採用、更に複数色での塗り分けやグラデーションにも対応する。これは他ブ
ランドの追随を許さないところだ。
特徴的なのがカーボンファイバー製コンポーネントの多彩さだ。サテンもしくはカラーティント仕
上げ、あるいはその両方の選択も可能。この辺りは、モータースポーツにおけるカーボンファイバー使用の先駆者マクラーレンらしい。更に歴史的なレーシングカーやF1をモチーフにしたカラーリングも人気だという。

耐熱性に優れるゴールドもエンジンルーム周辺のアクセントとして好まれるという。機能を伴ったメニューの豊富さはマクラーレンらしい。
徹底的な機能主義と、レースの輝かしい歴史がマクラーレンの魅力。MSOは、そんなブランドの
個性をより一層引き立てるパーソナライゼーションなのだ。

マクラーレンの国内最初の店舗として2012年に開業したマクラーレン東京。セールスマネージャーの魚谷浩二氏によれば、「色や素材については、思ったものは何でもできると言っていいですね。ご自身で思い浮かばない時は、『こういう感じ』というイメージを伝えていただければ」とのこと。本社も交えてディスカッションして、求める世界を具現化していく。オーナーにとって必要なのは情熱、そしてイマジネーションである。

マクラーレン東京
港区赤坂7-1-1 青山安田ビル1F
☎ 03-6438-1963
Open 10:00~18:00 水曜定休

